数IA 2019年度 第2問[1] 図形と計量

文系のための数学

東進ハイスクールさんの2019年センター試験解説サイト

ヒント:余弦定理を正しく適用

 3辺の長さが分かっていますので、余弦定理を正しく適用すれば
 最初の設問は問題ないですね。
 また、cosの値が分かっていればsinの値も容易に算出することができます。
 次の問題は、直角三角形の各辺の長さと三角関数との関係性が理解できていれば、
 それほど難しくないと思います。

正答と解説

cosが負になっている、というのはどういう意味でしょうか?2020年度問2の
ヒントでも解説しましたが、三角関数は半径1の円上にある点Aの座標で
理解しておくと応用力が高くなります。

Aのx座標がcosθですので、これが負になるのはθが90°~270°のときですね。

従って∠BACは鈍角となります

次にACの垂直二等分線とABの交点Dについてですが、三角形のどちら側に
あるかは∠BACが鋭角か鈍角かで決まります。(直角ならABDは存在しません)
前問で∠BACは鈍角であることが分かりましたので、DはABのA側の延長線上
にあります。

ふたたび2020年度問2のヒントに戻りますが、半径1の円周上Aで考えると
角度θについていろいろ応用が可能です。

最後に△BCDの面積ですが、△ACDと△ABCに分けて考えるのが最も簡単と
思います。まず△ACDですが、DEの長さが分かれば面積を算出可能ですね。



基礎から見直したい項目がある時はスタディサプリがオススメです。

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英語も大事だよ~
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