なぜ文系の人に数学が必要?

文系のための数学

そもそも数学が苦手で、文理選択時に文系を選択した人はかなり多いと思います。しかしセンター試験時(2021年からは新テストですが)には数学を受けないと受験大学が大きく制限されてしまうし、数学を勉強することで得られる「論理的に考える力」は、文系の人でも以降の人生を大きく左右すると個人的には思っています。

「論理的に考える力」とは

具体的を挙げます。例えば社会に出て何らかのプロジェクトを担当したとします。普通新たな企画を立てるときには、上手くいったらどれくらいの利益が期待できるか最初に考えます。想定市場の規模、販売チャネルの数、競合他社、設定価格、製造コスト、従業員数、研究開発費…等々。  いちいち条件変えて検討してたらいつまで経っても結論出ませんよね?

でも何か決めないと始まらない。となるとまずは仮説を立てることになりますが、最初にどれだけ最適に近い仮説を立てられるかがプロジェクト完了までに掛かる期間が決まります。私が思うに論理的に考える力を持っている人は、この仮説を立てるのが抜群に上手いです。全体の状況をざっと見て簡単な計算をし、出てきた結果を見て自分なりの最適解をその場で決めてしまいます。こんな感じで仕事をこなせたらカッコイイですよね。(自分もそうなりたい。。。)社会に出たらこの能力の有無で活躍できるかどうかが決まるといっても過言ではないと思います。

センター試験(新テスト)でいい点を取りたい!

とはいえ文系受験生の皆さんは新テストがゴールになると思います。つまり論理的に考える力がついて新テストでいい点が取れたら最高ですよね。目標をそこに置いてバックキャストすると、実際の問題を誰でも理解できるレベルまで分解し、そこから論理的に答えまで持っていける練習をするのが一番の近道だと思っています。ふつう過去問は試験日直前に取り掛かる人が多いですが、新テストの問題は非常によく考えられた問題だし、じっくり取り組まないともったいないです。

というわけで本ブログでは以下のポリシーで記事を出していこうと思います。

  1. 数学の苦手な文系高校生が理解できる
  2. 最終的に新テストでいい点が取れることを目指す
  3. 無料で学べる
  4. 論理的な考え方が身に付くように心がける
  5. 楽しく読める

私は学生の頃、家庭教師をやっていました。中学受験生、高校受験生、大学受験生を15人程教えてきましたが、なるべく分かり易く理解できるように工夫して、どんどん成績が上がっていくのがとても楽しかった記憶があります。今はネットが発達して誰にでも発信できるようになったので、自分なりの解説を現役高校生に見てもらって理解度アップが図れれば嬉しいなと思っています。ここが分かりにくい、とかあればコメント頂ければ解説追加しますのでお気軽にお願いします。
実は私の娘もいま高校生なので、彼女が受験生になるまでには過去問1年分の解説は完了させたいと思っています。
それでは今後ともよろしくお願いします!

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